シンガポール・マレーシア旅行記⑥
数日前からすることがなくなってきた感も否めないですが、いよいよ最終日。
朝食を食べた後、チェックアウトギリギリの12時までホテルの部屋やプールでのんびり。
ホテルにスーツケースを預け、KLCCまで出てきます。
スリアKLCC上層階のフードコートへ再訪し昼食に。
BBQ Chicken Rice
この店に限らずですが、メニューには数字が併記されておりそれでオーダー。
最終日なのでKLCC Parkへ。
夜景も良いですが、昼間の景色も良いですね。
何度来ても飽きないです。
ぶらぶらしたりベンチに座ったりすることかれこれ2時間、KLCC Parkをブキットビンタン方面に抜けていきます。
これでツインタワーともお別れ。
ブキットビンタンのショッピングモール、PavilionとKLCCparkを結ぶ歩道橋を使ってPavilionに到着。
ブキットビンタンはただの繁華街ですから、そろそろ飽きてきた感もあります(笑)
ブキットビンタンからKL最大級の屋外フードコート、アローストリートまでは徒歩数分。
もう一度来てみましたが、昼間はほとんど営業していなかったです。
メトロの方がスムーズなのはわかっていますが、あえてモノレールに乗車しKLsentralへ向かいます。
駅にAirAsiaの名前が冠されています。ブランド広告 "Live Like UNEXPECTED"
LCCのブランド広告って新鮮味があります。通常は広告があるとしても、路線と運賃だけですから。
ただしこのモノレール、運行間隔が異常に長い。15~20分間隔でしょうか。
また、2両編成のため非常に混雑しており、積み残しが出ていました。
お急ぎの方は、というか、一度アトラクション的な感覚で乗ってみる以外の利用はお勧めしません。
KLsentral駅からはメトロでホテルへ向かいます。
スーツケースをPick UpしたらGrabでKLsentral駅へ。
平日夕方とのことで渋滞が酷かったです。
配車依頼から到着までに20分、目的地到着まで30分程度かかった記憶。
大荷物ですが、駅まで向かってメトロを利用した方が結果的には良かったかもしれないですね。
いずれにせよ、時間には余裕を見ておきましょう。
高速鉄道で空港まで向かおうと思っていたのですが、時間もあったので来た時と同じ高速バスで帰ることに。
車窓から、Kuala Lumpur駅が見えました。結果オーライ(?)
プトラジャヤのインターチェンジ。
バスはエアアジアグループの運行ということもあり、LCCターミナルに到着します。
そこから通常のターミナルへは、巡回バスか鉄道の、いずれも有料の公共交通手段での移動が必要。面倒ではありますね。
空港から市内への高速鉄道は通常のターミナルにもLCCターミナルにも停車するのでその一駅分を乗車するイメージです。
この区間のみなら非常に安くRM2(約55円)、クレジットカード払いで10%offです。
KLIA Transitという、市内まで途中プトラジャヤなど2~3駅停まる電車と
KLIA Expressという、ノンストップで結ぶ電車の2種類がそれぞれ30分おきに運行しています。
所要時間は大して変わらないようですが、今回はそもそもターミナル間の移動、そして同一ホームなのでどちらに乗ったかすら覚えていません...
いずれにしても、あまり深く考えなくて良いということです。
現地SIMの容量が余ったので通信速度計測。
早いです。Pingが良くないのは地下駅で測定の為ですから、日本の大手キャリア4Gより優秀な回線ですね。
かなりネットは使いましたが、それでも旅行用途なら1週間で1GBもあれば十分でした。
通常のターミナルへ到着しました。
ここにもマレーシア航空A350の広告が。
出国します。
空港の無料WiFiは遅かったです。
☆☆
シャトルに乗って搭乗口のあるサテライトまでやってきました。
この空港、関空に似ているなと思ったら、どうやら日本人が設計したとのこと。
ガラス張りで広々としています。
Flightrader24より。
JL724 KUL→NRT 787-9での運航。
火曜日の日本行きという中途半端な便ですが、満席です。
この機材は夜行便として成田到着後、大連へ向かうようですね。
もう少しすると駐在員とその家族の帰任需要でビジネスまで子連れで満席になる特殊な雰囲気になりますが、この日は一部見られた程度。
3月下旬の日系航空会社の日本行き便は正規運賃に近い運賃しか出さないこと、
大量の段ボールを彼らが預けるので、上級会員でない場合自分の荷物は全然出てこないこと
くらいは頭に入れておいても損はないかと思います。
荷物の追加料金も含め、航空会社にとっては一番儲かる時期でしょうね。
お盆やGWはなんだかんだ観光需要なので割引運賃が少し高くなる程度ですが、この時期は本当に正規運賃しか出てこない。
もう少しでそんな季節が到来です。
夜行便で窓から見える朝焼けは本当にきれいなのですが、787の窓は電気式のため、一見ずっと暗いままです。
今回はそれを完全に忘れており、気づいたら明るくなっていて見ることができませんでした。。
以上で旅行記は終了です。見てくださった皆さん、ありがとうございました。
旅費
参考までに、トータルの旅費を書いておきます。
飛行機代
計71500円
JAL(HND→SIN、KUL→NRT) 64000円
マリンドエア(SIN→PEN) 5000円
エアアジア(PEN→KUL) 2500円
ホテル代
計26500円 (一人当たり13250円)
1泊目@Tropics Eight Suites 4000円
2泊目@Red by Sirocco 4500円
3泊目@Le Meridien KL 12200円
4泊目@VE Hotel & Residence 5800円
5泊目 〃 〃
滞在費
計17000円
現金13000円、カード4000円程度
合計で10万円程度です。
ただし、12000マイルを獲得したため、マイルの価値を1マイル3円と換算すると、
JALの航空券部分は実質28000円(-36000円)となります。
3000マイルで繁忙期を含め直前に国内線一区間に交換できますから、実質は1マイル5円程度はあると思いますが。
国内線はLCCでも1万円程度しますからね。
上級会員であればボーナスマイルが大量に加算されますし、ビジネスクラス等の特典航空券に交換すれば価値はもっと上がります。
実際、1マイルの価値は10円以上という方もいます。
大手航空会社は、会社が運賃を支払うことを前提として、個人に利益を還元するビジネスモデルですから、
旅行の頻度が少なくマイルを貯めないのであればLCCを利用すれば良いと思います。
ただ、いっそ囲い込まれてしまうのも悪くはないと思いますがね。
このあたりについてはまたいつか記事を書こうと思いますが、今回はこのあたりでおしまいにします。